居抜き店舗の売却と買取が行われている市場とは
単なる物品販売業以外の店舗である場合には、その業種ごとに特有の付帯設備が必要となるために、それぞれに固有の店舗様式というものがあるわけです。
このために、同業者が新たに店舗を開店しようとしている場合には、他の同業者の店舗をその付帯設備込みで取得することができれば、新規開店に伴う設備投資の手間と資金を大幅に削減することができます。
その一方では、いろいろな事情があって、そうした店舗を閉店してしまう業者もいるわけで、そうした場合には、その不要になった店舗物件が売却に出されることになります。
このように、一方では売りに出されている店舗物件があり、その一方では、そうした付帯設備込みの店舗物件を買い取りたい者がいるところには、居抜き店舗物件の売却市場というものが成立することになるわけです。
こうして、居抜きの店舗物件市場というものが成立することになれば、そうした物件の仲介を専門に行うビジネスというものが成り立つことになります。
そもそもが、市場というものは売り手と買い手がいればどこにでも成立するものなので、こうした居抜きの店舗物件の場合にも、その法則が当てはまるというわけです。
こうした付帯設備付きの店舗というものは、その業種ごとに様々な種類のものがあるために、その売買市場には、実に多種多様な店舗が存在しています。
このために、その売買仲介ビジネスを行っている業者にとっては、いかにその売り手と買い手をマッチングさせるか、といったことが取引き成立の決め手となるわけですから、お客任せにはしておかずに、業者の方から売り手と買い手をマッチさせるよう、働きかけるわけです。
こうした居抜きの店舗として売却されているものとしては、レストランやパブ、居酒屋にラーメン屋といった飲食関係のものはもちろんのこと、美容院や歯科医院にクリニックなどから、スポーツクラブにライブハウスと、実に様々な種類のものがあります。
しかし、その数からいえば、やはり飲食店関係のものが圧倒的であると言えるのは、何といっても食の需要というものが万人共通のもの、であるためでしょう。
時代によって、その種類には流行り廃りがあるものの、食の需要というものがなくなることはないために、飲食店というものは景気の動向にはほとんど関係なく、人々の生活にとって不可欠なものとなっているからです。
このために、廃れてしまって廃業してしまう店もある代わりに、新たに出店される店もあるという具合なので、廃業した店舗が買い取られて、新たな店舗に生まれ変わる、といったことが当たり前に行われているわけです。
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