居抜き物件で飲食店舗をやりたい場合｜居抜き物件 居抜きCafe

居抜き物件で飲食店舗をやりたい場合

居抜き物件でお店を始めたい場合に注意するべき点は、どのような内容のお店かによって、その物件があるエリアでできない飲食店をあるという点です。飲食店はどこでもすぐ始められるわけではなく、普通の住居だとしても建てるものによって規制がかかっている地区計画区域（町内で決められている規則）等があるエリアもあり、居酒屋などは不可という場合も有り得ます。

居抜き物件は以前なんらかの店舗をやっていたところで、内装等がそのまま残されている状態の物件の事ですが、居酒屋やイタリアン、バルなどの夜も営む店舗を以前もやっていた物件の方が、諸費用はもちろんですが、始めやすいかと思います。また、家主（貸主）にどの程度までの内装改装が可能か、退去する時はどの状態で返却するのか等も特約として念入りに打ち合わせや承諾をえる事も必要です。
居抜き物件は、以前の店舗のものが残されていたりして、それを使えるのはお得ではありますが、もしそれが不要である場合、勝手に処分する、若しくは改装してしまう事はできません。後々、家主との協議となり得る事由ですので、事前の承諾等が必要となるのです。夜も営む場合は近隣に迷惑等がかかる可能性があり、家主としてもクレームになるのは避けたいところであり、特に隣接地などに普通の民家がある時は問題が起きやすくなります。カラオケをお店に配置する場合は特に家主からもお断りされるケースが多く、夜営むお店は限られたエリアに集中しているのもわかります。喫茶店のようなランチ等がメインのお店であったり、事務所や美容室や医療関係は比較的、家主からの募集需要も多いです。また、始めに契約した内容（お店の業種や営業時間等）に変更が生じた場合も、家主や仲介業者へ事前に告知する必要があります。

内容によっては、契約期日満期でなくとも家主側からの契約解除もあり得ますので、なるべくそういう事は避けるべき点でもあります。また、内容に虚偽等が発覚した場合も解除の対称になります。飲食店舗ですと、店舗内も劣化や汚れ、ゴミなどの処分問題などがあり、なかなか居抜き物件でも限られてきますが、内装の設備を買い取るというシステムがある場合もあるので、そういう点も確認しておくと良いかと思います。既存のものをこちらが買い取る場合と、退去時に置いていくものや設置済み（自費で）のものを家主側が買い取る場合とがあります。いずれにしても、店舗等を始める、借りる場合には色々な事前打ち合わせが必要となりますので、ある程度まとめておくとスムーズに進むと思います。