居抜き物件で美容室をオープン
美容室の開店資金は少なくとも百万円はかかると言われています。セット面やシャンプー台などの機器だけでもかなりの高額です。もちろんエリアや規模によってはその何倍も必要になることもあります。1円でも安くオープンさせようと、オーナーはあれこれ知恵を絞るかもしれません。
経費を抑えて開業する一つの方法は居抜き物件を利用することです。サロンだった居抜き物件を利用すれば、道具を持ち込むだけで、すぐにでもオープンさせることができます。
居抜き物件を利用するメリットは経費を抑えることができるだけではありません。元からそこに美容室があったので、うまくいけば客をそのまま引き継ぐことができます。
もちろんヘアサロンは好みがはっきり分かれます。以前のスタイリストがお気に入りであるなら、同じ場所に開業したといってもついてはくれないかもしれません。それはコントロールできないことですから、あまり期待しない方が賢明です。
もし以前の店の客が来た場合はありがたく施術することが大切です。たとえ知っていたとしても消極的な事を言わないようにするのがマナーだと言えます。
居抜き物件の場合設備が新品ではないために、多少のクセがあるかもしれません。たとえばシャワーヘッドはメーカーが違えば、大きさや湯加減の調整が全く異なります。そのため慣れるのに時間がかかります。十分に順応してからオープンしましょう。
場合によっては自分の店のコンセプトと異なるために、レイアウトや内装を替えたいと思うかもしれません。その分の経費を予算内に抑えることが必要です。全体をよく見て計画的に行いましょう。大きな負債を抱えてからにスタートは必要以上のストレスになりかねません。
また居抜き物件の場合、退去時にどのような状態で返すかを契約時によく確認する必要があります。借りた時の状態で返すケースもあれば、空っぽの状態で返すケースもあります。こうしたトラブルを避けるためにも、サポート体制が整っている業者を利用しましょう。初めてでわからないことは問い合わせて、納得してから契約することが大切です。
居抜き物件を利用するなら経済的であり、時間や労力の無駄を省くことができます。良いスタートを切るために、オープンまでのプランをよく立てることは欠かせません。予想外のことが起きることも想定して、融通のきく計画が必要です。新規客を獲得し、引き継いだ客を大事にすることで客数を伸ばすことができます。
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